今週のお題「防寒」
こんばんは!
バイク乗り。外気温ー10℃=乗車時の体感気温とも言われる、そんな真冬の暴風に好んで身を晒している男の防寒着を一着紹介します。
若かりし頃は、ファッション性も兼ね備えたレザージャケットや、特殊素材を奢ったライディング専用ジャケット等様々な物を試しましたが、果てに行き着いたのがコレ。
ホムセンドカジャン。
これは某ホームセンターさんオリジナルの防寒防風防水(すげえ)ジャケットなのですが、見てくれさえ気にしなければ、ホント最近の奴はポテンシャルが高いんですよ!
フロントジッパー部Wフラップ。正面からの冷気の侵入を完全シャットアウト(もちろんバイク乗車時でも)!
裏地背面にアルミ蒸着。着た瞬間からほんのりポカポカ!
絞り付きの袖をめくると・・・。
なんとなんとこちらもダブル!これで袖口からの冷気の侵入もなし!
このジャケットの下は、だいたいトレーナーか軽めのセーター一枚。真冬のライディングでも、街中ではむしろ暑い位です。
ホムセンアパレルに行き着いた理由はやはりコスパ。レザージャケットのファッション性なり、ライディング専用ジャケットの、冬の高速道路を何時間も連続走行できるような高性能、安全性能なり、付加価値としては大いに認めます。しかし普段使いでそこまで要るか?という素朴なギモンです。
革ジャンが高価な物である事は皆さんご存じと思いますが、ライディングジャケット、あんな見た目ホムセンドカジャンとさして変わらんような奴が、これまたエグい位高いんです。すごく良い物である事は分かっているのですが・・・。
結論として、普段の街乗りの「防寒」、この一点に的を絞るのであれば、ジャケットにパンツ、グラブに各種インナーといった、今まさに特設コーナーで花盛りのホムセン防寒グッズ、充分な働きをしてくれます!
ついでにちょっと変わった防寒(防風)着を一つ紹介します。
チャップス。
昔ハーレー乗っていた時に購入した物ですが、この通りジーンズ、パンツの上に巻く革(としか表現のしようがない)。
一般的にカウボーイが乗馬時に履いているイメージでしょうが、コレ、両足と腰のサイド部という、本当に風が当たる部分のみをしっかりガードし、建物に入るなど、必要がない時はベルトを外し両サイドのジッパーを下ろせば、靴を脱がずに立ったままサッと外せます。しかもこの独特な腰部の切り落としにより、オーバーパンツでありながらズボンのポケットがそのまま使えるという大変なスグレモノ。
ただしこれ、たった一つ致命的とも言える非常に大きな欠点があり、それは・・・
オシリの小さい我々日本人には絶対に似合わないという事。
日本人がこれを履くと、大概、足に巻かれたブ厚い革によってジーンズがずり上がり、尻の部分の生地がペローンとたるむ(赤ちゃんのオムツ状)という、実にお気の毒な見た目になってしまいます!
実際使ってみて、その実用性というかアイディア商品ぶりには感心したモノですが、結局、ハーレーには良く似合っていたが私には全く似合っていなかったというオチでありました。
印象深い防寒着でした。
読んで頂き、ありがとうございました。