這い上がる!?

工場労働者の日々の小さな煩悩ブログ

2024年初乗り。

・先月は

 

こんばんは!

 

前回の投稿から1ヶ月以上空いてしまった。

 

1月。

 

「馬鹿は風邪ひかないって。」これが口癖の私が、何と二度も風邪をひいた。月初に一度、月半ば過ぎにもう一度。

 

特に二度目に来た奴、咳がいつまでも長引いた。昼間は症状が治まり、もう治ったと見せかけ、夜横になった途端ムズムズとこみ上げて来る。地味にタチが悪い。お陰様で常に睡眠不足だった。

 

ある晩咳込んだ際、何か喉の奥辺りでカツッと引っかかるような感触があり、翌朝から猛烈に喉が痛み出した。

 

首を動かしたり、喉元を軽く指で抑えただけで痛みが走る。ふむ、扁桃腺が腫れた時の感じではない。咳の勢いで喉が少し切れるでもしたか。この痛みが和らぐ頃、しつこい咳もようやく治まった。

 

風邪が治ったと思ったら、今度は左下の歯茎がパンパンに腫れた。痛みはないが、常に奥歯に物が挟まっているような不快感が鬱陶しい。が、歯茎の腫れにありがち、面倒なので放っておいたら数日で消えた。

 

何だろう。体力免疫力でも落ちているのか?いや、それはない。私は帯状疱疹を持っており、数年~10年に一度、本当に体が疲労した時にはコイツが暴れ出す。このあまり有難くない「健康のバロメーター」、今回は発動しなかった。

 

(過去記事)

hungryman888.hatenablog.com

 

このPCの不調も絶賛継続中だが、加えて先月は訳の分からないガチの体調不良にやられていた。まあいずれも仕事や外出をキャンセルする程重篤な物ではなかったのだが、要は体調が悪いと言って、休日はひたすら惰眠を貪っていたのである

 

先月の天候不順も、それをさらに後押しする形となった。

 

そんなこんなで、抱負も目標もへったくれもない2024年の幕開けとなった訳だが、ワタシ的に今年格別アンラッキーな年明けに見舞われたかと言うと、特にそのような感覚はない。

 

個人的感想として、毎年月は長くてダルい。不思議な事に、正月休みや祝日があるにも関わらず、他の月より丸々一週間程も長く感じる。

 

「2月は逃げる、3月は去る。」と言うが、これは相対的に1月が長いという事を暗示しているような気がするのだが、どうだろうか。

 

つまり年明けに長い、ダルい、しんどいとネガな気分を引きずっているのは毎度の事。ぶっちゃけ、年頭の所感抱負なんぞ未だかつて一度も吹いた試しはない。特に本年初頭は体調不良にかこつけ、寝倒してやったという訳だ。

 

・2024年バイク初乗り

先月惰眠を貪りつつも、やはりモンキー号は買物や用足しでちょいちょい乗っていた。そこで最近置物と化しつつあるこのRP22(VMAX)、2024年正味初乗りである。

ホコリが積もっている。

 

とても面白いバイクなのだが、以前の記事でも述べた通り、実用性快適性は皆無である。300kgを超える巨体にクセの強い操縦性(特に低速時のステア切れ込み)、無駄な大パワー、油圧式の割に重いクラッチと、これらの合わせ技、時と場合によってはマジでキツい。

 

先代も含めこのバイク(と言うかこの手のバイク)、草ドラッグレースが盛んな米国以外で真の需要はない。トランポをお持ちでない方もドラッグレーンまで公道を自走できますよ、とそれが商品のコンセプトなのだ。

 

まあ普通にドラッグマシンが街乗りで快適であろう筈もない。だがそんな変態バイクこそ我々変態ライダーそそられるのだ。困ったモノである。

 

そんな長時間乗ると体力的にしんどいバイクゆえ、これからバッテリーに電気が貯まる程度のチョイ乗り敢行する訳だが、コースはこれ。

 

https://trafficnews.jp/post/115109

 

この国道176号名塩近辺の渋滞、私個人的にも非常に身近で存在感のあるモノとなっている。

 

沿道に住んでいる訳ではないので、言われるような平日朝の状態は見た事がない。過去に何度か経験した(ハマった)のは、週末夕方大阪方面行き車線の行楽帰り渋滞である。

 

コイツが夜8時を回っても渋滞の車列が途切れる事はなく、沿道のお店でちょっと時間を潰す程度では太刀打ちできない。疲れた体でいつどこで解消するとも知れないド渋滞に延々ハマりつつ、明朝週明けからの仕事に思いが支配される。楽しかった週末はここで粉々に砕け散る。

 

記事をよく読むと、この渋滞緩和のためのバイパス「名塩道路」、今回はその一工区である生瀬トンネルが開通したのみで、バイパス全体の完成は2026年との事。

 

全長300m程度のトンネルが開通した所で、あの鬼渋滞が解消される筈もないのだが、ほんの少しでもマシになりそうなモノかどうか、覗きに行ってみよう。

 

先月以来の出不精が染み付いた体をお出かけに誘うのは、史跡名勝でもグルメでもなく新しく出来た道路や橋である。つくづくひねくれた男だ。

 

まずは国道176号を目指す。

宝塚市に借りているバイクボックスからスグだ。

 

国道176号宝塚駅前付近。

やたら鼻がムズムズする。先月の体調不良が治まった所で、おぉ!次は花粉の季節か。

 

宝塚駅前を過ぎると、途端に景色が鄙びた感じになる。

新トンネルはもうすぐそこのハズだ。うっかり通りすぎないよう、あまり飛ばさず車列に乗って大人しく走る。

 

なにしろモンキー号やST号のようにスイッとUターンはできない。先に述べた低速時の切れ込み癖が猛威を振るい、今まで乗った中で最もUターンが恐ろしいバイクである。

 

大きな工事現場に差し掛かった。

おっ!これか。

向かって右方を武庫川沿いの旧道が並走しているようだ。

 

トンネルを抜けた所。交差する高架は中国自動車道だ。

なるほど。渋滞の先頭付近が若干スムーズになるという事か。

 

この先数km走ると道は低い峠に差し掛かる。週末夕方の大阪方面行き鬼渋滞、この辺りを先頭にその峠道まで延々と続く。

 

赤坂峠。

「渋滞峠」だ。

土日の夕方、この片側一車線の峠道が渋滞の車列でビッシリと埋まる。

 

クルマ好きバイク好きなら誰もがゾッとする、逃げ場のない田舎道の大渋滞だ。特にここは高低差により、延々遥か彼方まで続くテールランプの列が俯瞰できる。ある意味壮観でさえある。

 

・・・

 

この峠を抜けると間もなく、国道176号は普段三田篠山方面へ向かう際利用しているショートカットルート、県道82号と交差する。

その交差点を曲がり、明るいうちにそそくさと帰る。渋滞緩和のための道路を見に来て渋滞にハマってもシャレにならないし、何よりこのバイク、「もうちょっと乗りたいな」と思った所で止めておくのが吉だ。

 

ショートカットルート。

 

そう、実は名塩道路、さほど頻繁に利用している訳ではない。しかし週末の夕刻、その鬼渋滞の抜け道として、我々西宮市民以外ほとんど利用価値がないと思われるこの県道82号まで激混み。鬼」を取るか「激」を取るかという究極の選択が待ち構える。

 

生瀬トンネルの開通が少しでも渋滞の緩和につながる事を切に願う。

 

読んで頂き、ありがとうございました。