こんばんは!
何やら「お題」にハマっているが、もし1日だけ動物になれるとしたら、コイツかな。
まず手も足もないクセに、どうやってあのように素早く動き回れるのか、その秘密を探ってみたい。
子供の頃、大人達から「よく噛んで食べなさい」と言われたモノだが、奴らは自分の胴体より太い獲物でも全く噛まず丸呑みにする。
あれで腹は壊さんのか、そもそも呼吸ができるのか、これも昔から気になって気になって仕方がない。単に空腹を満たしているだけで、味覚など全く楽しめない「食事」である、これくらいは想像できるのだが。
少々悪趣味ながら、肉食ペットのエサやり動画など時々拝見する。そして素早く効率的に獲物を捕える、この技もやはり蛇がダントツだ。それ以外の肉食動物など、もうエサ獲りがヘタクソ過ぎて見ていてイライラするくらいである。
パイソン系の締め上げ。巻き付くと言うより、獲物に咬みつきトグロの中に引き込む一瞬のアクション。一方主に海外の動画になるのだが、「毒牙の一撃」然り。まるで機械のように正確に一発で獲物を仕留める。エグいが、見事だ。
舌先で周辺の臭いを嗅ぎ、赤外線を感知する器官も持つ。もちろん視覚、聴覚もあろう。それら諸々、まるで効率の良いエサ獲りのみに特化したような生き物だ。他はどうでも良い、美しく逞しくなくて良いし、可愛くなくて良い。私は全般的に、こういったシンプルに割り切った物に惹かれる傾向にある。
その眼前に広がるは、はてさてどのような景色なのであろうか。
我が国では弁財天のお使い。西欧では魔王ルシフェルの化身。人のイマジネーションを掻き立てるカリスマ性も併せ持つ。確かに身近な小動物ながら不思議な存在感のある生き物だ。
一体全体「どんな奴」なのか、1日身をもって体験してみたい。
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もう一つ挙げるとするなら、魚だろうか。
何と水から酸素を取り込み呼吸をする。これまた一体どんな感覚なのか、味わってみたい。
いずれにせよ、「もし1日だけ動物になれるとしたら」ホモサピエンスから遥か遠くかけ離れた奴の方が面白いかも知れない。
読んで頂き、ありがとうございました。